STA定例会レポ
2007.03.11
あけましておめでとうございます!
・・・
いちよう、今年度初のまともな更新なんでw
BBSには「近日中にアゲます」なんて書きましたが、実際問題一ヶ月経過してしまいました。
三月の十一日(日)に今年度初の例会を開催しました。場所は諸事情により公共施設を取れず、一週間前にえび
かげさんにお願いしてえびかげさん宅とさせてもらいました。
氏には「それなら早めに言えよ!」と怒らせてしまいましたが。
さて、今回は実に半年振りとなるnamiさんが合流して四人体制でゲームができました。
システムは前回に引き続き『MARS』で、さらに内容も前回参加した二人の
強い要望で前回の続編という形となりました。
・・・実のところ前回は「MARS」のお試し用のつもりだったんで意外な展開です。
よってnamiさんは途中からの合流となるため事前にキャラの「経歴(キャリア)」と「クラス」だけは
選んでおいてもらいました。
氏の選択は「傭兵/大臣」
残りの二人のクラスはそれぞれ「君主」「将軍」なので国家としては政治に強いクラスは必須といえますが..
.
何故に「傭兵」??
どうも「流浪の身で短期間金銭等で雇われ、国を立て直しては次に移る」という設定のための選択だったよう
です。いや、むしろそれより前日に氏から届いたメールの方が...
「眼鏡っ娘大臣にするは」
直前になんらよからぬアニメもしくはゲームでも見たんでしょうか(笑)
この「眼鏡っ娘大臣」を円卓に迎える第二回目は、前回辛くも北からの脅威を退けた、その三ヶ月後からの
スタートです。
冒頭、新キャラである「眼鏡っ娘大臣」のキャラ立てのため、「前任していた国家が北ハーフオーク軍によっ
て滅ばされ、PC達の国「リムルダール」に任官する」という流れを演出しました。
そしてこのどこか萌えそうな新キャラの名前なんですが・・・
どこの狂えるアラブ人だ!?
という名前です。きっと彼女の書いた書物を読んでしまったら「SANチェック」を強要されることでしょう。
この今回滅ぼされた国家はもともとランダムチャートから決まった「PCの国と『対等』な国」という
位置づけしかされていませんでした。そのためそのままここでは書きにくい国家名になってしまい、詳細を書くと
伏字全開のヤバイ文章になってしまいますので、要点だけでも。
「株式国家」「国家元首は和名」「ハーフオークを率いていたのは北米の巨人で先制攻撃はM&A」
こんな単語が乱舞したためか、くだんの眼鏡っ娘大臣はあっさりとこの国家を見限
ります。社長を見捨てて国外へ。
そして難を逃れPC達の国にたどり着き、そこで大臣として向かい入れられました。
ここからは我らが“片鼻キングダム”のお話になります。
PC達は大臣により、隣接する二つ目の国家がハーフオークによって蹂躙された、との報にいろめきたちます。
将軍たるえびかげさんは情報収集のため単騎敵勢力圏へ赴きました。この将軍不在というというタイミングで
再び事件は起こります。
聖女様、ヒミツの深夜の来訪劇☆
この「幼い」聖女様、南方隣国宗教国家の国家元首なんですが、前回のシナリオ終了時に片鼻君主が連打した
イベントの関係で、「求婚するも断られてる(そしてにわかに「外交問題」になった)
という人物で、片鼻君主のことをあきらめてはいませんでした。
深夜、隣国の重鎮、幼い聖女様に代わって事実上政務の一切合切を取り仕切る大司教が、
「ウチの聖女様を何処にやったァァ!!」
と、口元から飛沫を飛ばしながらやってきます。前回は「苦労人」として堅物感のあった御仁が、今回はすっかり
孫を溺愛するおじいちゃんになってしまっています。なんとかなだめすかしてお帰り願ってます。
このあと片鼻君主を挟んで「眼鏡っ娘大臣」と「幼い聖女様」
の邂逅イベントが発生して一瞬即発!・・・と思いきや、大臣、大人の余裕かこのフラグをあっさりと否定。その
まま甘言を弄して、「君主」と「聖女様」の婚約を纏め上げてしまいます。
このとき国に不在だった将軍は、
「くそっ!何でこんなオイシイシーンにいつも俺は不在なんだ!」
確かw
さらにこの婚約劇を纏め上げた大臣の密かな言が酷かったですね。
「国家の繁栄のためなら、たとえ君主がペドだろうがロリだろうが変質者だろうがかまわない」
ここまで随分の文字数をかけてしまいましたが、北方への情報収集に赴いていた将軍からもたらされた情報は、
「西方の隣国と北方のハーフオークと手を結んでいる“不浄なる”魔術師が接触を持っていた」
この時点で西方との隣国とは中立、ただし、南方の友好国とこの西方の隣国はやや険悪といったものです。
さらに、西方の隣国から、PCの国家を挟んだ先の北方の城塞都市ロンダルキアに密使が向かっていることが判明します
。おりしもロンダルキアは北方からのハーフオーク軍に攻め立てられている最中でした。
西方の隣国とハーフオーク(というより“不浄なる”魔術師)との間に何があったかは分かりませんでしたが、
北方で唯一健在なロンダルキアがPCの国にとって敵対した場合、北方は全て敵となり、数で勝るハーフオーク軍が
南進してくるのは明らかでした。
ここでPC達の決断は「本来外交関係が冷え込んでいたロンダルキアの救援に向かい、かつ、西方からの密使を
とめる」
でした。
将軍がもたらした北方の情報『北方のハーフオークはロンダルキア方面以外は居ない』という判断をもとに、片鼻
君主は全軍に進軍を号を発します。ですが、ここでも先行して、
将軍単騎進軍
協調性がないのか忠誠心に薄いのかは微妙な線です。
ただし、結果的にこの将軍の独断はアタリだったといえます。攻城兵器を備えたハーフオーク軍に堅牢な城塞都市
ロンダルキアとはいえ陥落目前でした。
将軍のリアル「背水の陣」的奮戦により、援軍本体到着までの時間を稼ぐことに成功。またも瀬戸際でハーフオーク軍
を追い返すことに成功しました。
この戦闘で活躍したのは将軍と、眼鏡っ娘大臣
大臣にいたっては「一騎打ちでハーフオークを打ち破る」という大活躍です!戦闘後催された祝賀会の席で、
『戦場の華』
と評されていました。文官なのにw
西方からの密使も瀬戸際で防ぎ、ロンダルキアと友好を結んだ(資金援助もした)上で、「三者会談」の席を設ける
ということで合意しました。
聖王歴380年夏
小国が乱立している中原は「片鼻君主」率いるリムルダールを中心とした北方の脅威に対する軍事ラインが形成されようとしています。
暗躍する“不浄をもたらすもの”、国家の全貌がいまだ見えない西方の国家。そしてその脅威たるハーフオークの
不可思議な動向。
次回、「三者会談」
それは歴史のターニングポイントになる(かもしれない)
と、予告めいたところで感想です。
今回、
片鼻君主、活躍してました?
唯一の見せ場は序盤の「聖女様イベント」だけだったような気がします。
この聖女様はキャラとしては結構おいしくなってきたんですが、対する片鼻さんが「痛そう」に耐えているのが
酷く印象的でした。私は楽しいんですがやり過ぎると、少し。
そして今回もっとも印象に残ったのはセッション中「ずっと」嬉げに大臣が言っていたセリフ、
「幼い聖女様、約して『幼女様』!
いったい彼になにがあったのでしょう(笑)?